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​福岡城の跡で行った福岡城まるごとミュージアムの出品作品 福岡市美術館が大規模改修のためにその収蔵作品の草間さんの作品を福岡城跡の公園に桜のシーズンに設置しようという話が持ち上がり、文化財のなかでの現代美術の展示を福岡市としてははじめて試みた。ということらしいです。福岡頑張って。

​オーストラリア・シドニーで行なわれたシドニーフェスティバル2018への参加作品
オーストラリアのArt Peopleさんが企画し、シドニーフェスティバル2018のファミリープログラムのメイン事業として開催した。歴史的建造物のシドニー市庁舎跡、タウンホールの一階全面を使って開催。期間中一日2000人以上の来館者でにぎわったのだとか。20日間で35,000人の来場者だったとか。会期開始の10日間、僕も公開制作を行い、子ども達をスタッフとして新作のザウルスを4体制作。

ペットボトルを使っていろいろなデモンストレーションの為のツールをつくってきました。
基本的にペットボトルはキャップを閉めると中に入っている量だけ浮かびます。

つまり、1リットルボトルで1キログラムが浮かびます。それを100本合わせると100KG浮かぶことに。

水に強く、日光にも強く、ライトを入れたりあてたりすると綺麗に光ります。

​皆さんに呼びかけてたくさん集めて、様々なデモンストレーションをつくりました。

20 10- 香川県豊島唐櫃丘

地域活動に大切なのは「だれと」活動するのか。そのキーパーソンとして架空の人物「藤島八十郎」を設定し、八十郎が地域のために右往左往しながら活動をつくるろうとする作品。

そもそも存在しない人物を存在させるために、いろいろな地域の内外の人との関係をつくり、活動を作り出す必要が発生し、そこから思わぬ活動の連鎖が始まる可能性を模索する地域実験の表現。瀬戸内国際芸術祭2010出品作品として、豊島の唐櫃エリアの空き家を「藤島八十郎の家」と設定し、そこを拠点として活動の連鎖を試みた。プロジェクトパートナー:管巻三十郎(宇野澤さん) 

プロジェクトを紹介しているサイト(英語)
藤島八十郎についての藤浩志のブログサイト

藤島八十郎のブログサイト(管巻三十郎がぼちぼち気分で管理しています。)

1998-11  

Modi Nagar, India  モディナガル市街地 インド Khoj International Artists Workshop 参加作品

福岡の川端の再開発で大規模の商業施設ができて、その中にアジア美術館ができることがきっかけとなり、そこでのパブリックアートを構想することになり、福岡市中心市街地に人力(低速)専用道路を整備するイメージを思いつく。そう考えるとわずかこの50年の間に普及した自動車専用道路を中心として作られている中心市街地のありかたそのものが間違っているような気がしてきた。

リキシャ(低速車)専用道路のイメージの具体化と、サイクルリキシャについてのリサーチをするために、インドの工業都市モディ・ナガルで開催されたアーティストレジデンスプログラムの滞在中、3週間ほどリキシャを借りてオリジナルのペイントを施し、魚の形のクッションを制作。実際に街中を走りながら乗せてくれといってくる現地の大人やこども達を無料で乗せて目的地まで案内してもらい走るデモンストレーションをおこなった。

1996年広島県の灰塚アースワークプロジェクトへの参加によって作成したイメージ、「灰塚には龍がいた」は当時工事が始まっていた灰塚ダム湖全体を龍のうろこに見立てたカイトが覆い尽くすというものであった。その実現のための構想がきっかけとなってパキスタンのラホールのカイトフェスティバルに出会い、OS的手法の美術表現を思いつく。プロジェクトとしては実験的なものだったが、その後のランタン。ビニプラ、かえっこなどの新しい表現手法に繋がる記念碑的なプロジェクト

1988-


パプアニューギニアでのヤセ犬との運命の出会い。その記念碑的作品です。はっきり言ってこの出会いが僕の人生を変えてしまいました。あるいは現在囁かれている日本独自の地域アートに繋がる美術の流れを作ってしまったのかも。というぐらい大げさな・・・しかし、このヤセ犬との出会いのストーリーは僕の記憶の中での捏造だったのではないかという記憶と記録にまつわる表現行為の根本的な課題が内在されています。過去の記憶はその時間が圧縮され、編集され、作られてしまうものです。

京都の西山にある善峯寺 そこの老松に出会い、成長し続けることが前提となっている様々なことについての違和感に向き合うことになる。ちょうど就職、進路について悩み、青年海外協力隊への参加が決まったころのプロジェクト。企業というものとか国というものとかと個人との関係を読み解こうとしていたのかな。
1985年当時の京都の自宅での展示のあとにそのまま横浜が開催していた今日の作家展に再構成して出品した。

大学院の修了制作・修士論文のようなもの。美術という権威のようなものとエネルギーの存在の関係の虚ろな現実についてのモヤモヤを、中身の空っぽなハニワさんとエネルギーの塊のゴジラくんの関係に例えて解き明かそうとしていた。美術に騙されるな! 

ナマズの群像建設未定地

​千葉県の我孫子市にあるアーティスト夫妻が運営するギャラリーの企画する街の数カ所を使ったプロジェクトに招待された。夏休みの間の1ヶ月ぐらいの滞在制作だったが、このときはじめて地域に関わり表現活動を行うことへの違和感を持ちつつ、何か新しいあり方ができないかと作り続けるデモンストレーションを行った。

1983年8月京都市三条大橋の下の鴨川に展示された13匹のこいのぼり。

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